南国のフルーツの代表と言っても過言ではないマンゴー。
日本では高級な果物として有名ですが、タイ国では庶民の食べ物。
家の軒先にマンゴーの木があるところも少なくありません。

そんなマンゴーの食べ方をご紹介します。
ぜひプーケットに来た時は、くだもの屋や市場で買って、その美味しさの虜になってください。

日本産とタイ国産 値段の違い

宮崎産マンゴー

宮崎産のマンゴー

日本では宮崎産のマンゴーが、10,000円(1個400g×3個)もするそうですね。
箱に入って如何にも高級と言う感じがします。

プーケット産のマンゴー

プーケット産のマンゴー

パッと見た感じは高級感はないですが、けっして甘さでは負けていません。
しかも同じような大きさが3個で、たったの230円(65バーツ 2021年6月下旬)です。

品種の違い

マンゴーの品種は、宮崎産は外観が赤い色をしたアップルマンゴーと呼ばれるもの。
タイ国産は外観が緑色をしたキーツマンゴーや、外観が黄色をしたペリカンマンゴーと呼ばれるものです。
ただどれも中身は同じ黄色です。

マンゴーの剥き方

日本では(花切り)

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日本のマンゴーの花切り1日本のマンゴーの花切り2日本のマンゴーの花切り3日本のマンゴーの花切り4
横から見て中心から1cmずらした所をタテにスパッと切ります。
中心の種を避
けるためです。
果肉に1~1.5cm間隔で縦横に切り込みを入れま
す。
包丁の先が皮に当たる程度で、決して皮は切りません。
手に持って裏返す感じで、皮の方の真ん中あたりを押し上げますすると、マンゴーの花が咲いて出来上がり。

参考:COOKPAD レストラン風マンゴーの切り方

タイ国では

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プーケットのマンゴーの剥き方1プーケットのマンゴーの剥き方2プーケットのマンゴーの剥き方3
マンゴーの平たい方を上にして手の平にのせます。片面の皮を剥きます。中心の種はペリカンのくちばしのように、
平たくなっているので、その上に
ナイフが当たるように切ります
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プーケットのマンゴーの剥き方3プーケットのマンゴーの剥き方5プーケットのマンゴーの剥き方6
実を種の上に残したままで、縦に切
り込みを入れます。
今度は食べやすい大きさに横に切り
込みを入れます。
片方の面が切れたら皿に移します。
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プーケットのマンゴーの剥き方7プーケットのマンゴーの剥き方8プーケットのマンゴーの剥き方9
反対側の皮をむきます。2~6の要領で両面の実を皿に移したら
側面の実をそぎ落とします。
最後にペリカンのくちばしのような種が残ります。

ナイフの使い方の違い

タイ人は、身体の近い方から遠い方へ向かって切って行きます。
マンゴーなどは意外につるつるして滑りやすいので、こんな風に使うのが一般的なようです。

ただ日本人はリンゴにしてもジャガイモなどでも、身体の遠い方から近い方へ向かってナイフを使いますよね。
マンゴーにしてもだんだん慣れてくると、日本的の方が上手に剥けるようになります。

マンゴーの季節

プーケットのマンゴー

最近ではマンゴーは1年中出回っています。
ハイシーズン(11月頃~4月頃)はやや値段が高く、1Kg(拳サイズが3個くらい)が150バーツ(450円)くらい。

一番甘くて安いマンゴーが食べられるのが、5月~6月くらい。
1Kgが50バーツ(150円)程度です。

プーケットに旅行に来たら、ぜひ自分で剥いてその甘さを確かめてください