旅行中、洗濯はどうされているでしょうか?

日帰りはもちろん、1泊2日の旅行くらいならば、洗濯はしなくてもすむでしょう。
でも旅行の日数が増えたり、プーケットのように日中どうしても汗をかくようなところだとちょっと工夫が必要になります

プーケットの洗濯サービス

旅行中洗濯はしない

スーツケースいっぱいに洋服を詰め込んで…
「旅行中は楽しまなくちゃ!もちろん洗濯なんかしない!」そういう方は多いですよね。
でもスーツケースいっぱいに洋服を詰め込んで、結局着ないでも持って帰ってきたりする、そんなことも多いようです。

着た服は置いて帰る

何度も来ている国だったり、プーケットのようにTシャツなどの軽装ですむ国に旅行される人の中には、日本で着古した服をわざと旅行に持ってくる人もいます。
そして日本へ帰るときは、それらをすべてホテルに置いてゆきます。

「まだ着られるのに捨ててしまうなんてもったいない」なんて考える必要はありません。
ちゃんとそういったTシャツ等は現地のタイ人が普段着として使いますから、ちょっとしたリサイクルになっています。

現地調達

日本から持ってくる荷物はできるだけ少なくして、現地で調達と言う人も多いです。
プーケットは常夏なので、Tシャツに短パン、そしてサンダルといった軽装で十分。
ちょっと町を歩けば、あちこちにTシャツなどは売っています。値段は300バーツ(900円)程度。
欧米人などにこう言った人は多いようで、みな同じようなシャツを着ています。

簡単に洗濯をする

旅慣れてくると下着やTシャツなどちょっとした物は、バスタブで手洗いする人もいます。
プーケットはカラッとした気候なので、手洗いで手で絞った程度のTシャツも一晩で乾いてしまいます。
旅行者用の洗濯洗剤もコンビニに行けば、10バーツ~20バーツ(30円~60円)程度で売っています。

洗濯(ランドリー)サービスに出す

旅行だからやはり気に入った洋服を着たい。そういう方はもちろん多いです。
でも何日か着るにはやはり洗濯が必要ですね。
そんな時に役立つのが洗濯(ランドリー)サービスです。

ホテル内にもありますが、やはりやや高め。
そんなとき、ちょっとホテルの周りを探せば、周辺にいくつも看板を掲げているところがあります。
ちなみに写真にあるのはパトン地区のロイヤルパラダイスホテルの前と横のお店。どちらもあるいて数十歩の距離です。

プーケットの洗濯サービス

料金

ホテル内にあるサービスでは、日本のようにワイシャツやTシャツなどそれぞれに値段が決まっているところもあります。
ただプーケットの街中で見かけるのは1Kgあたりいくらといったもの。
50バーツ位~100バーツ(150円~300円)と場所によってもまちまちです。

衣類の重量

乾燥時の衣類の重量は下の表を参考にしてください。
およそTシャツが2枚、短パンが2枚、ブラウスとワイシャツがそれぞれ1枚ずつで約1Kgになります。

衣類の種類生地の種類表示重量
ハンカチ綿100%約 15g
くつ下(混紡)約 50g
ブリーフ綿100%約 70g
半袖アンダーシャツ綿100%約 150g
長袖アンダーシャツ(混紡)約 150g
長ズボン(混紡)約 150g
ワイシャツ(混紡)約 200g
ブラウス綿100%約 300g
スカート綿100%約 400g
ジーンズ綿100%約 500g

参考:TOSHIBA 家電製品Q&Aより

『Wash』と『Laundry』の違いはアイロンがけ

看板にある『Wash』と『Laundry』の違いですが、アイロンがけをするかどうかの違いと考えてください。

ちなみに日本人はジーンズやTシャツなどにはアイロンがけはしませんよね。
でもタイ人はTシャツにもしっかりとアイロンをかけて、バリっと仕上げます。

タイ人がしわしわのTシャツを着ていると、そのうちの奥さんはだらしないと思われるくらいです。
なのでアイロンがけが必要ないと思ったら、Washにしてください。

《こんなお客さんがいました》

旅行に気にいった洋服を持ってきた女性。
はいていたスカートはシワ加工のされたものでした。
それをランドリーサービスに出して、取りに行ったらビックリ!
シワはキレイに伸ばされてバリっとアイロンがけがされていました。
怒ったところでタイ人には理解できません。仕方ないのであきらめたそうです。

プーケットの洗濯サービス 料金表

現地スタッフも利用

プーケットで暮らすスタッフの中には、部屋に洗濯機のない人も意外に多いです。
1ルームでそれほど部屋が大きくなかったり、排水口がなかったり。
洗濯機を買っても帰る時に処分するのが大変!なんていう理由も多いようです。
でもなかには「ただ洗濯するのが面倒!」というものぐさなスタッフも実は多いみたいです。
そんなスタッフもランドリーサービスを利用して、月極めで支払っています。

柔軟剤たっぷりのサービスの理由

最後にこれはちょっと注意。
タイ人は柔軟剤が大好きです。
スーパーに行くと棚いっぱいに様々なブランドの様々な香りの柔軟剤が売っています。
サンプルの小瓶の香りを確かめて商品を選びます。

そのため洗濯の時には、その柔軟剤をたっぷりと入れるのがサービスだと思っているようです。
たぶん初めて利用するときは、その匂いのきつさにビックリするかもしれません。

でもいいこともあるんです。
町を歩いてたっぷり汗をかけば、当然Tシャツが汗臭くなりますよね。
でもランドリーサービスに出した後のTシャツならば、柔軟剤の匂いで汗臭さを感じません
実はこれが本当の理由なのかもしれませんね。